チェコに恋して

プラハで暮らす私の日々の記録

チェコの自動車教習所に通い始めました

サマータイムが始まり19時過ぎてもまだ明るいくらいに日がながくなり、今年も何とか暗くて長いチェコの冬を乗り越えました。

 

チェコの1-3月は本当に苦手で、今年は特にメンタルがやられた冬でした。

何もやる気が出ず憂鬱気味な日々が続いて結構きつかったなぁ。。。

 

春の訪れとともに何もないのに心が日に日に晴れていく感覚があって、太陽の偉大さを改めて実感しました(´;ω;`)

 

さてさて本題ですが、私チェコの教習所に通い始めました(*^-^*)

 

日本でATの免許は持っていたのですが、コロナで帰れないうちに失効してしまい、更新にはもう一度実技試験を受けないといけないらしいのですが、もう5年以上運転してなかったので受け直す気にもなれず、結果失効のまま放置しています。

 

というより、我が家の車はMTなので、更新してこっちの免許に交換したところで、家の車が乗れるわけでもないということも、放置する要因になりました(;^ω^)

 

正直プラハに住んでいる限り公共交通機関が充実しているので、免許の必要性はあまり感じてなかったのですが、やっぱりチェコで車乗れるようになった方が何かあった時に便利だよね、、と主人と話し、取得する決意に至りました。

 

 

まずチェコの自動車教習所の価格の相場

プラハの色々な学校を見ましたが、大体は22.000コルナくらいが相場のようです。

 

主人が免許取得した10年弱前は7.000コルナだったらしいので、10年で3倍に・・・

中々なインフレ率です(笑)

 

次に学科の授業内容

日本では結構な時間数の学科があった気がしますが、チェコは1時間半の座学がたったの3回。

3回の内容は、標識の種類、基本的なチェコ国内の交通ルール、救命救護です。

あとは、日本でいう効果測定の試験を各自こなして、本番のテストに備えてね!スタイル。

日本の教習所を経験してるとちょっとびっくりですね(;^ω^)

 

 

実技の授業内容は全部で21時間。

日本の教習所では、第一段階は教習所内の敷地で教習し、仮免許取得後のみ外の道路を走れるっていう感じだったと思いますが、チェコの場合、教習所の敷地などありません。

他にも車がたくさん停まっている駐車場から始まります(少なくとも私の通う教習所と主人が通った教習所はそうでした)。

日本ではちょっと考えられないですね(笑)

 

 

普段の生活で、チェコ語で苦労することはあまり無くなかったのですが、
ここにきて新たなチェコ語の壁が。。。

運転に関する用語が結構難しい。。

 

そして、学科試験にでてくるチェコ語もこれまた難しい(泣)

 

こればっかりは、覚えるのみ!なんでしょうが、やる気がでない(笑)

 

 

学科試験のチャンスは3回。50点中45点以上でないと不合格。(点数配分は問題による)

今から不安しかないですね(;・∀・)

まぁやるしかないんですけど。。。

 

 

 

目標は2-3ヵ月以内の免許取得!頑張ります!(笑)

 

 

 

 

チェコで国際結婚の手続き➄ - 結婚式当日

さて、いよいよ結婚式当日です。

 

私たちは市役所のホールで結婚をしたのですが、私たちの市役所では20分おきに結婚式が執り行われているため、直前まで中に入れませんでした。

 

当日、式が始まる前に、市役所の人に自分の身分証明書(パートナーはIDカード、私はパスポート)の提出、式中に交換する指輪を担当の人にあずけました。

 

結婚式の証人2人も身分証明書の提示が必要でした。

 

私たちの市役所では入場曲、式中のBGM、退場曲の3曲を選ばなければなりませんでした。

ホールの音響係の人にリストを見せてもらい(クラシック、ポップ曲、100曲くらいありました笑)、その中から選びました。

自分のお気に入りの曲があれば、USBに入れて当日かけてもらうことも可能ですと事前に言われていましたが、特にこだわりもなかったので、当日その場で選びました(笑)

 

最終的な確認事項が終わったあと、いよいよ式が始まったのですが、思いの外本格的でびっくりしました(;^ω^)

 

自分の中では本当に日本のようにカジュアルな入籍をイメージしていて、パートナーも市役所のホールでの結婚式に参列したことがなかったのでカジュアルなイメージで当日を迎えたため、二人して、「おぉ(;・∀・)」となりました。

 

式自体は滞りなく終わり、結婚の署名もし、無事に晴れて夫婦になりました!

 

結婚証明書は私たちの市役所の場合3-4日程度でできるので、また市役所に取りに来てくださいと言われ、市役所を後にしました。

 

式の後は私たちの思い出のレストランを予約していたので、ご飯を楽しみ結婚式当日はそんな感じで終わりました(*^^*)

 

チェコ側の結婚手続きは晴れて終了しましたが、日本側の結婚手続き+保健証や名前変更等まだまだ手続き系が待っています。。。

 

まだまだ手続きシリーズ続きますよ~(*_*;

 

 

 

 

チェコで国際結婚の手続き④ - 役所で必要書類の提出・外国人警察

私の必要書類がそろったところで、いよいよ市役所へ。

怒涛の手続きウィークが終わり、何とか私の必要書類が整ったので、満を持して住民票のある市役所へ。

私の場合は市役所のホールで済ませる婚姻方法を選んだので、教会等他の場所でする場合は手続き等違うかもしれませんので、ご留意ください。

 

チェコは日本とは違い、入籍するカップルは全員、もれなく”挙式”をしなければなりません。

教会ではなく、市役所のホールでするにしても日本でいう人前式のような感じです。

 

各市役所のホールで結婚する場合、市役所が結婚式を執り行う日程は各市役所によって違うのですが、私が結婚する市役所では各週の金曜日という感じでした。

 

私たちの場合、その日程が市役所のページで確認できたので、この日にできたらいいねという候補を、市役所に行く前にある程度決めていきました。

 

当日の提出書類:

パートナー(チェコ人):

  • IDカード(身分証明書/国籍/独身の証明)
  • 出生証明書

 

当日市役所に着いてから気づいたのですが、彼の出生証明書は出生地の市役所でしか発行できないらしく、私たちは勝手に居住地のある市役所で発行できるものと勘違いしていて手元にありませんでした。

加えて、この出生証明書の発行には長いと1ヵ月ほどかかるらしいのです。

婚姻手続きを進めるにおいて、私のことで手一杯になって、彼の提出書類に関してきちんと調べておらず、あちゃぁ🤦‍♀️🤦‍♀️といった感じでした。

 

彼の母に連絡すると、幸い彼が生まれた時に発行されたものが手元にあったので、それを後日担当者にスキャンして送ることで事なきを得ました(;´Д`)

 

私(日本人):

 

市役所で書いて提出したもの:

  • 婚姻を締結するための書類(Dotazník k uzavření manželství)
     - 自宅で印刷して分かるところだけ埋めて当日持参しましたが、結局市役所で新しいのを渡されたので、担当者に聞きながら埋めて提出しました。
  • 身分証明書の宣言書
     - パスポートを持って私の身分を証明するという内容の宣言書
  • チェコ語が分かりますという宣言書
    - チェコ語での読み書き口述聞き取りが理解できますという宣言書(これがあれば、結婚式当日翻訳者は必要ありません)チェコ語ができない場合は、この宣言書は関係ないです。その代わり当日翻訳者を付けなければいけません。
  • 私の両親に関する宣言書
    - 両親の出生地を書かなければいけません。父親の出生地がわからなかったので、その場では記入せず、持ち帰ることにしました。

 

当日市役所で記入し提出した書類はこれがすべてだったと思います。

宣言書?(Prohlášení)に関しては次々に渡され、言われるがままにサインしていったので、もしかしたらまだ何かあったかもしれませんが、これは前もって準備できるものではないと思うので、もし皆さんが同じ状況になれば、担当者の言うことに従ってサインしていってください(笑)

 

全ての提出物に関する確認・記入が終えたので、次に結婚する日程を決めます。

私たちが候補にしてた日が空いていたので、その日にお願いしました。

 

挙式をする際、証人が二人必要になりますが、その二人ともチェコ語が理解できる人である必要があります。

もしチェコ語が理解できない人を証人にするには、翻訳者が必要になるようです。

 

この日提出できなかった書類と、外国人警察発行の証明書は結婚式前に提出しますと取り決め、この日の手続きは終了しました。

 

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結婚式1週間前

チェコ外国人警察発行のpotvrzení o oprávněnosti pobytu na území ČRの申請

この証明書は前述のとおり結婚式当日からさかのぼって7日以内でないといけません。

 

必要書類は(私の場合):

  • 申請書(外国人警察署の待合室におかれてました)
  • パスポート
  • 永住権
  • 収入印紙50kc

 

収入印紙が必要なの知らずに手ぶらで行ってしまい、郵便局もちょっと離れていたので無駄に時間がかかってしまいました。

皆さんが行く場合は事前に購入していくことをお勧めします。。。

 

ですが幸い平日の日中だったので待っている人も少なく、手続き自体はスムーズにいき、30分程度で受け取ることができました。

 

翌日、先日提出できなかった書類と外国人警察で発行してもらった証明書を市役所に提出し、結婚式に関するすべての事務手続きは終了です(*^^*)

 

 

久しぶりのチェコでの手続き系で、関係役所を行ったり来たりでかなり疲れた1ヵ月となりました。

アトピーは大悪化するし、肌はめちゃくちゃ荒れるしでメンタル的にもきつかったです(笑)

 

書類提出後は今まで肌荒れが嘘だったかのように治り、アトピーは良くも悪くも私のメンタルのバロメーターなんだなぁと思いました(笑)

 

 

では結婚式・結婚式後の手続き編へ続きます~

 

 

チェコで国際結婚の手続き③ - 戸籍謄本の翻訳と大使館での証明書発行

 

チェコ在住でチェコ人または他の国籍の人と国際結婚手続きを進めるにあたり、日本でしか手に入らない書類は戸籍謄本だけだと前回までの調べで分かりました。

 

母に私の戸籍謄本3通(そのうちの1通はアポスティーユ認証済み)、そして母親の戸籍謄本1通(日本大使館で出生証明書、婚姻要件具備証明書の発行に必要)が手元に揃ったところで、チェコに郵送してもらいました。

 

郵送方法は、書追跡したかったので国際書留郵便で郵送してもらいました。

 

諸事情があり書類はパートナー実家に送ってもらったのですが、その間パートナー両親は休暇に行っていたので、とりあえず追跡を毎日確認して実家最寄りの郵便局に届いたら取りに行こうと思っていました。

 

ですが、日本から発送されて以来、一切ステータスの変更がなく、母も毎日追跡情報を確認してくれてて、中々動かないねぇ(;´Д`)って言いながら2週間が経ちました。。

 

そして気づけばパートナー両親が休暇から帰ってきてポストを確認すると、なんと郵便箱の底に書類があったらしく、書類届いてるよ!とすぐ連絡くれました。

 

 

え?そんなはずは?追跡日本発送以来、変化ないけど??(;^ω^)

書留って私のサインが必要じゃないの??

 

まぁ何がともあれ無事に届いてくれてよかった( ;∀;)

 

何の追跡も残っていないので、実際どのくらいでチェコに到着したかは定かではないですが、2週間以内のどこかで届きました!(^_-)-☆

 

 

さて、手元に戸籍謄本が届いたら翻訳と大使館での証明書発行の手続きです。

 

怒涛の手続きウィーク(私の場合)の始まりです。

 

月曜日 

①アポスティーユ認証済みの戸籍謄本の翻訳手続き

 

アポスティーユ認証済みの戸籍謄本は法廷翻訳人(Soudní překladatel)によってアポスティーユ認証は英語からチェコ語に、戸籍謄本は日本語からチェコ語に翻訳されないといけません。

 

私は I.L.T.S. Praha, s.r.o. という翻訳エージェント?のようなところにお願いしました。

費用は英語からチェコ語が 490 CZK (税込み593 CZK)、日本語からチェコ語が1100 CZK (税込み1331 CZK) 、合計税込みで1924 CZKでした。

 

話をきくと、PDFなどでデータを送れば入金が確認でき次第、翻訳作業を開始してくれて、通常は3-4営業日で翻訳作業は完了しますとのこと。

翻訳は原本に添付してもらわないといけないので、自身でオフィス(Museumから1分くらいの所)に持っていくか、郵送でオフィスに送ることで全部まとめて冊子にしてくれるそうです。

 

私は手元に既に原本があり、オフィスへもそんなに遠くなかったので入金当日にオフィスに原本を持参しました。

 

②大使館で婚姻要件具備証明書の発行

この時大使館の方に出生証明書も合わせて発行することを勧められたのですが、婚姻要件具備証明書分の現金しか用意してなかった(手数料はおつりなしの現金しか受け付けてくれません涙)のに加えて、他の方のブログでは戸籍謄本が出生証明代わりに提出している人も多かったのでこの日は婚姻要件具備証明書だけ発行してもらうことにしました。

 

発行は30分くらいでしてもらえます。

 

 

水曜日

①大使館で出生証明書の発行

月曜日に大使館に行った際に、出生証明書の提出の有無は提出先市役所によって本当に様々なので提出先に電話してもらうのが一番!と言われたのでパートナーに市役所に電話して確認してもらいました。

 

電話の担当者によると、確かに国によっては他の書類が出生証明を兼ねることもあるけど、実際にそのものを見ないことには判断できないと言われました。

 

なので、備えあれば憂いなしということで再度大使館に赴き、出生証明書も発行してもらうことにしました。

 

チェコ外務省で婚姻要件具備証明書・出生証明書の認証(Legalizace)をつける

チェコ以外の国の機関が発行した書類を公式な書類として提出するにはチェコ外務省で認証をつけてもらわないといけません。

手数料は書類1枚に付き600CZK。前は収入印紙のみ受け付けていたみたいですが2021年7月よりカードでの支払いが可能になったっぽいです。(私はそれを知らず、チェコ郵便局で1200CZK分の収入印紙を購入し持っていきましたが(;^ω^))

 

ちなみに収入印紙チェコ語でKolkové známky、チェコ郵便局で買えます。

 

参考:チェコ外務省認証について

Ověřování listin | Ministerstvo zahraničních věcí České republiky

 

婚姻要件具備証明書・出生証明書の認証をつけてもらうつもりでしたが、提出直前に大使館に発行してもらった出生証明書の出生地の県名が間違っていることに気づき、婚姻要件具備証明書のみ認証をつけてもらうことにしました。

 

手続き自体はすごく早くて、ものの5分ほどで完了。

特に待っている人もいないのでチェコ役所には珍しく超スムーズに完了します。

 

 

その足でそのまま大使館に戻り、出生証明書の間違っている箇所の訂正をお願いし、正しい記載の証明書を再発行してもらいました。

 

現在Malostranska周辺がトラムの大工事をしていて徒歩で大使館-チェコ外務省間を行き来したので、この日は体力的にも疲れてしまい出生証明書の認証はあきらめました。

 

 

木曜日

昼間に翻訳会社から、翻訳が完了しましたと連絡を受け、仕事終わりにオフィスに受け取りにいきました。

原本、翻訳、法廷翻訳人の署名がまとまった冊子を受け取り、戸籍謄本の翻訳作業はこれでおしまい!

 

 

翌週月曜日

チェコ外務省で出生証明書の認証

再発行してもらった出生証明書を持ち、リベンジ。

この日も私以外に待ってる人はおらず、5分たらずで完了。

 

 

ということで、出生証明書の認証は週をまたいでしまいましたが、怒涛の手続きウィークを終えました。

仕事がフレックス制なので、仕事を休むことなくすべて手続きを済ませられてよかったですが、その分体力をかなり使いました。。。

 

加えてMalostranska周辺のトラム工事、、疲れた、、、

 

私の場合は無駄に大使館に何度も足を運ぶ羽目になったのと、チェコ外務省の認証にも2度行ったので無駄にハードモードになっただけですが、普通にいけば、大使館の証明書と認証に関しては1日で済ませられるので、もっと楽だと思います(笑)

 

 

とりあえず、入籍する日を予約するのに必要な書類は揃ったとことろで次はいよいよ市役所に書類提出編です。

 

 

チェコで国際結婚の手続き④に続く、、、

チェコで国際結婚の手続き② - 日本から書類を取り寄せる -

チェコで国際結婚の手続きをする際の提出書類に関しては以下をご覧ください🙇‍♀️

 

上記のブログ記事では、市役所に提出すべき全書類に関してまとめました。

 

その中で私の手元になくて、集めなければならない書類は、

・戸籍謄本

・出生証明書

婚姻要件具備証明書

の3つです。

 

(出生証明に関しては戸籍謄本と内容が重なることもあり、提出しなくて済んだ方もいるようですが、とりあえず必要書類としておきます)

 

日本語で書かれている書類および日本で発行された書類すべては、アポスティーユ認証を付けチェコの法廷翻訳人にチェコ語に翻訳してもらう必要があります。

 

日本に住んでいれば、上記の書類の発行やアポスティーユ認証自体はそんなに大変ではないですが、私のように既にチェコに在住であれば、代理人に申請をしてもらわなければならないので少し大変です。

 

調べていると以下の二つは在チェコ日本大使館でも発行してもらえるということが分かりました。

・出生証明書

婚姻要件具備証明書

 

注:出生証明書・婚姻要件具備証明書ともに申請する際、発給3ヵ月以内の戸籍謄本を提示する必要があります。

出生証明書の発行には母親の旧姓を確認するための書類が必要になります(例:母親の戸籍謄本)

婚姻要件具備証明書の発行には婚姻相手の身分証明書(パスポートまたはチェコ国民の場合はIDカードも可)の原本の提出が必要です。

 

 

日本大使館で発行された出生証明書・婚姻要件具備証明書チェコ語で発行され、市役所に提出するには、そこにチェコ外務省で認証(Ligalizace)をもらわなければならないようです。

チェコ外務省での認証は、証明書1つあたり 600CZKかかるようですが、日本語からわざわざ法廷翻訳人にチェコ語に訳してもらうよりは、市役所での提出が楽そうなので、日本大使館で発行してもらおうと思います。

 

 

ということは、日本からしか取り寄せられない書類は戸籍謄本だけのようです。

 

次に、用意する戸籍謄本と何通必要か。

自身の戸籍謄本 1通:チェコ市役所への提出用。東京または大阪の外務省または分室にてアポスティーユ認証をつける。

自身の戸籍謄本 2通:在チェコ日本大使館への提出用。アポスティーユ認証なし。大使館で聞いた際には1通でいいと言われたのですが、在チェコ大使館の婚姻届の案内には2通とかかれているので念のために2通取り寄せます。

母親の戸籍謄本 1通:在チェコ日本大使館で出生証明書を発行してもらう際に提示が必要。

 

なので、私の戸籍謄本は合計 3通、母の戸籍謄本 1通を取り寄せれば必要書類の発行、提出に間に合いそうです。

 

チェコ側に提出する戸籍謄本のアポスティーユ認証については、母に代理で申請してもらうので、委任状を書きスキャンしたものを母にメールで送りました。

 

参考:

アポスティーユの申請手続きや申請書・委任状は以下サイトにて見つけられます。

申請手続きガイド 3 申請方法・必要書類|外務省

申請書・委任状のダウンロード|外務省

 

母には郵送で申請してもらい、実家に返送され次第他の戸籍謄本とともにチェコに郵送してもらう予定です。

 

ということで、戸籍謄本たちが手元に届かない限り他の書類の発行等できないので、一旦保留です😊

 

チェコで国際結婚の手続き① - 必要提出書類 -

久しぶりのブログ手続き編です。

 

パートナービザ、永住権問題が済んだと思えば、次は国際結婚です。

 

きっとほとんどのチェコ・日本人カップルは移住のタイミングで結婚する方が多く、パートナービザと並行して結婚手続きをする人が多いと思います。

(少なくとも参考にさせていただいたブログの方はそのケースが多数でした)

 

とはいえ、婚姻済みであればパートナービザ申請の申請書類は未婚よりもより分かりやすいと思うのでそうするのがスマートなのかもしれませんね!

籍をいれていない状態での申請だったので、二人の関係を証明するのに大量の写真など、証拠を大量に用意した記憶があります(笑)

 

そんなこんなで、今回は国際結婚編です。

パートナービザ・永住権に関しては、当時はチェコ語習っている最中で、あまりよくわからなかったのでパートナーの助けを経て乗り越えましたが、今回は私が主体で進めようと思います。

 

チェコでの国際結婚についてのブログは既にいくつかあると思いますが、参考になる事例は一つでも多い方がいいと思うので、プロセスを備忘録として残しておこうと思います。

 

まずは必要書類等のリサーチから。

 

自分の住所が登録している管轄区(日本でいう本籍みたいなものですね)の市役所のサイトをみると結婚に関しての情報を見つけることが可能です。

私の管轄区のサイトでは、
Manželství - uzavření manželství s cizincem

というページに必要書類がまとめられています。

基本的にどの管轄区でも必要書類は同じだと思ういますが、念のため自身の管轄区の市役所のサイトをチェックする、または実際に話を聞きに行くのがいいと思います。

 

日本人(外国人)の私(初婚)が結婚するにあたり必要な書類は:

  1. doklad totožnosti:身分証明書
  2.  rodný list:出生証明書・戸籍謄本
  3. doklad o státním občanství:国籍の証明(パスポート)
  4. doklad o právní způsobilosti k uzavření manželství (tento doklad nesmí být k datu uzavření manželství starší 6 měsíců):婚姻要件具備証明書
  5. potvrzení o osobním stavu a pobytu:??
  6. pravomocný rozsudek o rozvodu manželství, jde-li o rozvedeného cizince
  7. úmrtní list zemřelého manžela, jde-li o ovdovělého cizince
  8. pravomocné rozhodnutí soudu o zrušení partnerství, nebo úmrtní list zemřelého partnera, jde-li o  cizince, který žil v partnerství
  9. potvrzení o oprávněnosti pobytu na území ČR vydané Policií ČR (cizinecká policie), které nesmí být ke dni uzavření manželství starší 7 pracovních dnů; to neplatí, jde-li o občana EU nebo občana jiného smluvního státu Dohody o Evropském hospodářském prostoru:外国人警察によって発行される在留資格認定証明書(?)婚姻日からさかのぼり7日以内のもの。

これに加えて、Dotazníku k uzavření manželství(結婚に関する質問票)を上記の提出書類とともに提出しなければなりません。

 

離婚歴や、過去に婚姻関係にあった方が無くなった場合なのには6.7.8のような離婚に関する証明や、死亡に関する証明等が必要になるようです。

 

ですが、私は初婚なので関係はないので、なしとみなします。

5に関しては、日本でいうと何に関する書類なのかわかりませんが、婚姻要件具備所と戸籍謄本で代わりになるんじゃないかなと思うので、今のところはスルーしておきます(もし違えば、後日アップデートします)

 

上記のを簡潔すると以下が私の必要書類となりそうです

・戸籍謄本

・出生証明書

婚姻要件具備証明書

・パスポート

・外国人警察発行の在留資格認定(?)

(・ビザまたは永住権)

 

ビザや永住権もおそらく提示または提出しなければならないと思いますが、どっちにしろ普段から財布に入っているので、提出しろと言われればすぐに提出できるのでとりあえず括弧書きにしておきます(笑)

 

ちなみに私は教会などではなく、市役所などでの簡易的なものだけの予定です。

なので式は手元に必要書類が揃い次第しようという感じです。

 

チェコの教会などで式を挙げる場合はかなり早めに予約をしなければ枠が埋まるようなのなので、教会やお城などで式を挙げる予定などの場合は、書類をそろえる前に日程確保をしなければならないなど、私とは状況やプロセスが違うと思いますのでご留意ください。

 

 

 

 

チェコで就職活動 - 実際の面接ってどんな感じ?採用までかかる時間は?就活は大変?

こんにちは。

 

就活について更新しなければ、しなければ!と思いながらも中々時間や書く気が起きず気づけば、かなりの月日が経っていました、、、

 

2年ほど前にチェコで就活を始め、その時に利用していたサイトなどをまとめたのですが、ありがたいことに未だにこの記事を読んで下さる方が多いのですが、結局どうだったの?ていう話を今日は書こうと思います。

(もしその記事が気になる方はこちらです↓)

 

まず就活し始めた時の私について

学歴:日本の私立文系大卒

職歴:日本での正社員歴はほぼなし(新卒でメーカーに入社しましたが半年で退職しチェコに移住しました(;^ω^))

言語:日本語・英語・チェコ語(UJOPのチェコ語インテンシブコースB1修了)

ビザ:ファミリーメンバービザ保持(労働ビザの取得不要)

 

私はファミリーメンバービザ(パートナービザ)があったので、労働ビザを取得しなければならない人に比べるとハードルが一段低かったと思います。

私の経験談はビザ取得が必要な人とはプロセス、求人選び等異なると思うのでご了承ください。

 

いつから就活始めたか

移住して1年半後に本格的に開始しました。

移住してすぐにUJOPのチェコ語インテンシブコース(2セメ)通い始め、インテンシブに通っている間は正直チェコ語習得するのに必死で就活なんて考えてもなかったです。

チェコで暮らす以上、チェコ語ができて損することはまずないので、将来のためにも当時はがむしゃらに頑張ってよかったと思います(*^_^*)

インテンシブコース修了後、知り合いに翻訳関係の期限付きの仕事を紹介してもらったので、その仕事をしながらゆるーく受け身な就活をしていました。

その仕事が終わり、いよいよ本格的に始めなきゃ!と思ったのが移住から1年半後です。

 

実際に利用した、応募した際に利用した求人サイト
こんな求人サイトがあるよ!っていうのは上記の、チェコでの就職活動。現地採用への道。 - チェコに恋してを参考にしてください。

以下は実際に私が利用し、応募していたサイトです。


面接にすすむまで

日系企業チェコまたは外資の企業では、応募してから面接までのプロセスに違う点がありました。

日系企業では応募すると、そのポジションが既に埋まっていない限り担当者から連絡が来て面接に進むという流れでした。

一方でチェコまたは外資企業では、応募するとまずアサイメントが送られてきて、そのポジションにふさわしいかどうかのタスクが送られてくることが多かったです。

もちろん応募する職種にもよるとは思いますが、、、

そのタスクの出来次第で面接に進めるかどうかが決まるという感じでした。

 

 

日系企業への応募

最初は日系企業の就職を目指していたので、2、3社応募しました。

日系企業の応募は役職レベルのポジションか、事務職のようなポジションの求人が多かったように思います。

求められる言語は基本は英語・日本語。チェコ語は日常会話ができれば十分またはプラスという感じでした。

私が受けたところはビザを所持している前提だったので、やっぱりビザ所有者が有利だと思います。

応募し、面接にも進みましたが、すべて落ちました。

採用に至らなかった際にフィードバックを頂いたのですが、すべて他の応募者が応募ポジションの経験者だったので。ということだったのでやっぱり経験者には勝てません(;^ω^)

 

私には経験がないし、日系企業の求人は少ないしということで、ここで日系企業への就活はやめました。

 

 

チェコ企業への応募

チェコ企業とはいっても英語ができればOK という企業はたくさんあります。

そんな中でジュニアポジションで私でも応募資格を満たせて、日本とも関係がある企業の求人を見つけたので応募しました。

面接も3次まで進み、次が最終面接というとこへ進んだところでコロナが発生。

企業から状況が読めないので、採用活動を少し中断させてほしいといわれ、チェコはロックダウン生活に入り、企業からの連絡を待っていました。

しばらく経ち来た連絡には、応募したポジションの採用を取りやめますとのこと(:_;)

状況が状況だったので仕方がないかなとは思いましたが、最終まで進んだこともありショックでした(._.)

 

 

フリーランスとしてローカリゼーションの職へ

採用プロセスが取りやめになってショックを受けていたのも束の間、LinkedIn経由でローカリゼーションのJob OfferがDMにて届き、就活期間のおこづかい稼ぎにちょうどいいかなっ(*´▽`*)なんて思い引き受けました。

最初は単発での仕事だったので、就活も続けていました。

ですが、その単発の仕事後もありがたいことに他の仕事を頂いたり、他の方にも紹介してもらったりで気づけば毎月一定の額を稼げるようになってきたので、とりあえず就活は中断し、フリーランスとして活動し始めました。

 

携帯アプリや、ウェブサイト、E-learningコンテンツ、ソフトウェアなどのローカリゼーションに携わることができて割と楽しく1年半ほどフリーランスとして働きました。

 

仕事はそれなりに楽しかったのですが、フリーランスなので給料は一定ではありません。毎月、来月もしっかり稼げるんだろうか。という不安が常にありました。

なので正社員として働けるよう、もう一度就活をする決意をしました。

 

 

チェコ企業へ再び応募

今回の就活で利用したのはLinkedInのみ。

プロフィールをアップデートし、ローカリゼーションでの経験も追加しました。

ローカリゼーションに携わる中でIT分野の仕事が多く興味もあったのでIT企業を中心に探すことにしました。

すると人材エージェントから連絡が来て、私の希望に合う求人があれば連絡しますとのこと。

そんなに日が経たないうちにそのエージェントから2社紹介があり、とりあえず応募します!とお願いいしました。

するとA社は電話面接?というか確認?B社は面接に進めるということでした。

 

A社の電話面接では、簡単な自己紹介、職歴(主にローカリゼーションでの職務内容)、チェコ語が話せるかという内容でした。

後日面接(コロナ禍なのでウェブ面接)にすすめるという連絡が来ました。

A社の電話面接では採用担当者と話しましたが、面接ではその採用担当者、応募ポジションの責任者との3人で面接でした。

電話面接の際にチェコ語話せますと言ってしまったせいで、面接はチェコ語で進められました(*_*; 焦った~。。。

また後日連絡しますとのことでその日は終了しました。

 

A社の面接と並行してB社での面接もすすめていました。

A社の電話面接、ウェブ面接の間に、B社では3次面接まで進んでいました。

B社での1次面接は30分。前職での職務経験も聞かれましたが、主に私についての質問が多かったように思います。

こういう状況の時あなたならどう対処しますか?こういうことがあった場合どう感じますか?など仕事内容に対する質問はあまりなかったです。

2次面接では、応募ポジションのシニアレベルの人3人との面接で時間は1時間。

こちらでも今までの職歴、何でプラハに移住したのかなどの質問が30分。残り30分は応募ポジションの実務のプレゼン?実演?。その場で応募職務に関するタスクを与えられ、私ならどう仕事するかの実演。

もちろん事前準備などは何もありません。

実際めちゃくちゃ焦りました(笑)

正直応募ポジションの職種はほぼ未経験同様だったので分からなさ過ぎて質問をしまくった記憶があります(;^ω^)

実演?が終わる前に面接時間が1時間を超えてしまったので、その日はそれで終了。

面接後はもう撃沈。あぁ~これは落ちたなぁと('ω')

ところがどっこい、3次面接の案内が来て次に進めることに!(笑)

そんな3次面接はマネージャー2人と私の面接。時間は1時間。

こちらでも2次面接同様の質問、ITに関するテクニカルな質問を多く聞かれ、手ごたえの全くないうちに面接は終了しました。

 

A社での面接では割と手ごたえがあったのに反し、B社は逆になんで3次まで進めたのかも分からないという感じでした(。´・ω・)

 

A社B社ともに結果の連絡を待っていると、なんとB社から採用のオファーを頂き、ありがたくオファーを受けることにしました!

A社からはまだ連絡は来ていなかったので、応募を辞退したい旨を伝え、これにて私の就活は終了しました。

 

就職活動を再開してから、オファーをもらうまで2ヵ月くらいでした。

その間にもLinkedInにはいろんな人材エージェントから求人情報が送られてきていたので、もしIT企業を中心に探すならLinkedInがダントツおすすめです。

 

そんなこんなで、二回目の就活は比較的短い期間で終えることができ、念願の正社員となることができました!(泣)

 

 

 

以上が私のチェコでの就活遍歴です。

 

チェコに限らずとは思いますが、就職には前職での経験、即戦力が望まれます。

でも私みたいに未経験からの応募でも可能性はあります!

ですが、職務経験が全くないところからの就活は何を目指せばいいのか、何がしたいのか、未来の見えない漠然とした不安がありメンタル的にかなりやられました。

今思えば、もっと方向性を定めていれば、少しは就活しやすかったのかもしれません。

 

寄り道はしましたが、ローカリゼーションの仕事があったおかげで、したいと思う仕事を見つけられ、またその仕事に就くことができたので結果オーライです!

 

 

 

チェコで就活中または就職したい方の参考になれば幸いです、、、(*^_^*)