チェコに恋して

プラハで暮らす私の日々の記録

UJOPチェコ語インテンシブコース2セメを終えて

ついに先週チェコ語インテンシブコースが終了しました。

 

無事に最後のB1テストも合格し、晴れて修了となりました。

 

2セメを終えた感想を交えて書いていこうと思います。

 

1セメを終えた段階でUJOPについてどんなコースがあるとか、授業形態など書いた記事があるので、気になる方はそちらを見ていただければ。。。

lifeinprague.hatenablog.com

 

 

●クラス分け

・1セメ:A1-A2

学校の登録会の日に実施されるテストでクラス分けは行われます。

私のクラスはちょっとチェコ語に関して知識があるクラスで半年でA1-A2を終わらせる少し駆け足のクラスでした。

B1以上のクラスは半年でB1のみ、B2のみという形で、2つのレベルを一気に終わらせられるのは初級のみだと思います。

 

もちろん初級の中でも半年でA1のみ、A2のみのクラスも存在しています。

 

最後の修了テストに受からなかったらA2の範囲を半年かけてもう一度学習するという感じみたいです。

 

・2セメ:B1

1セメの修了テストの結果でクラス分けはある程度行われ決まりました。

前のセメスターから続けている生徒はA2の修了テストを合格していればB1、B1のテストを合格していればB2という風に自動的に一つ上の言語レベルに上がります。

 

A2からB2っていうような飛び級は存在しません。

 

●授業内容

・1セメ:A1-A2

語彙力はそこまでもとめられません。大切なのは文法という印象でした。

まずは7格ある文法の単数をしっかり覚える。イディオムを覚えるという感じ。

質問された答えにしっかり答えられるかが問われる点です。

教科書はSTEP BY STEPでシチュエーションに応じた内容で構成されていて、日常生活にも準ずる内容でためになりました。

駆け足なクラスだったせいか、教科書にある文法事項をさらっていく程度で、そこまで踏み入った内容をした感じではなかったです。

 

・2セメ:B1

ここでは語彙力がかなり求められました。文法はできるのを前提とされている感じがありましたね。

また文章を書く時もハーチェックなどの記号はもう習得してる前提なので、そこを間違えると大きな減点という感じでした。

教科書は初級の時のSTEP BY STEPのB1バージョンを使用しましたが、初級のころと同じシチュエーションに応じた内容構成で初級のころは別に覚えなくてもよかった単語が必須として出てきました。

文法では7格の複数までを終了し、文法は全格使いこなせるようになるのが最終目標で、それに加えてイレギュラーに変格する単語なども学習しました。

ですが、教科書をさらうだけでは内容が薄いらしく、かなり大量の追加練習問題を授業中にこなしました。

 

特に記憶にあるのは、受け身の文法や、数に関する変格はプラスの教材がなかったら習得できなかったなと思います。

 

●言語力

・1セメ:A1-A2終了時

スピーキング/文法

挨拶はもちろん、定型的な会話がこなせる。

フレーズなどを覚えてしまう感じだったので、自己紹介や自分のことについて話せるようになりました。ですが、単数までしか変格はならっていないのと、仮定などの日常会話に必要なものをまだ習っていないので、自分の言いたいことを言葉にすることができない状況。

 

リスニング

教科書のリスニングは理解できる。

ですが、日常会話やチェコ語のドラマは早くて聞き取れないという状況。

パートナーとの会話のチェコ語比率は50%ほど。

 

・2セメ:B1終了時

スピーキング/文法

単数複数の全格を習ったことによって、話すたびにこれはどの格でって考えてしまって会話が少しスローダウンする。

テーマを出されたらそれについて自分の意見を話したり、経験談を話せるようになった。語彙力が結構ついてきた。

 

リスニング:

街中の会話や、ドラマや映画を見ていても何を言っているのか分かるようになった。

買い物や外食に行っても基本チェコ語を使うようになった。

パートナーとの会話が90%チェコ語になった。

 

 

●勉強時間

・1セメ:A1-A2

学校の中での勉強が中心で、学校以外で特に勉強することがなかった。

学校の課題さえこなしていれば、特に授業についていけないことなどもなかった。

 

・2セメ:B1

スラブ語圏の生徒大多数っていうのもあり、語彙力が圧倒的に彼らに敵わず、常に焦っていました。

学校以外にも家で2-3時間勉強したり、チェコ語のドラマをみたり、字幕をチェコ語でみたり常にチェコ語の文法について考えてたりとかなり勉強した気がします。

 

 

●日常への活用

・1セメ:A1-A2

ファストフードなどの決まった会話形式の時のみチェコ語を使う程度。

予期しない会話になりそうなときはスムーズに話すことができないのに、一度チェコ語で話しかけるとほぼ100%チェコ語で弾丸トークされ、結局何も理解できずに英語で話す羽目になることが多々ありました。

 

・2セメ:B1

決まった会話形式の場面はもちろん、そこから新たに会話が始まるとしても対応することが可能になった。どこかに出かけて店員さんに話しかけるときはほぼチェコ語で生活できるようになった。

 

 

●2セメ終了した感想

感想としてはB1までしてよかったなというのが一番の感想ですかね。

変格の複数まで終了したので、おとぎ話などのチェコ語が読めるようになり、チェコ語ダビングのドラマが理解できるようになったという点で、この先の独学がかなりしやすくなったと思います。

 

B1の内容を正直独学で勉強する自信はないです。

 

ですがB1まで語学学校でしたことによって、この先の独学がかなりしやすくなると思います。

これからのチェコ語学習に必要なのは語彙力とその単語を日常で使っていくということだと思うので、それは独学でもできそうな気がします。

 

結論としては、もちろんB1以上のレベルに通う財力と体力と気力があるのであれば、もちろん語学学校に通うのが一番だと思います。

 

ただ私的には平日毎朝9時から13時半までをこれ以上続ける気力がないかなぁという気がします。まして日常生活である程度意思疎通できるようになった以上、モチベーションを正直どう上げればいいのかが分かりません。

 

大学や大学院に必要な場合はするしかないんでしょうが、、(笑)

 

少しでもチェコ語学習を考えている人の参考になれば幸いです!

 

ではでは