チェコの外国人警察がひどいっていう話はビザ手続きを経験したことある人にはおなじみかもしれませんが、今回は私が経験した普通の警察官のお話をしたいと思います。
さかのぼること去年の冬。
友人が日本から遊びに来てくれていました。
ウィーンで現地集合し、そのあとプラハにくる旅程で、事件は帰りのバスで起きました。
私たちが利用したのは格安バスで有名のFLIXBUS。
緑色が特徴的な国際線バスです。
ウィーンから乗車した私たちはプラハのフローレンツ下車を選んでいました。
下車して荷物を受け取り、友達を待っていると、
「私のスーツケースがない」と友達がいい始めました。
そんなことある?ってなって、トランクスペースに入ってまで探したけど、見つからず、増してや類似するスーツケースもなくて取り間違えはなさそうな感じ。
そのバスはベルリンまでのバスで、ずっと停まる訳にもいかないということで、
とりあえずクレームはチケットブースでしてくれと言われ、チケットブースに行くと
ここではどうしようもないからオンラインで申請しろと次から次に責任転嫁。。。
もう夜で、警察署も空いてなかったので、その日はとりあえず友人をホテルに送り届け次の日に改めて警察に行くことにしました。
そして次の日。
紛失または盗難にあった可能性としては、フローレンツ前に停車した、中央駅。
なのでとりあえず中央駅の警察署にいくことにしました。
インターフォンをおしてでてきた警察官に事情を説明する際、
その時の私のチェコ語能力はまだB1始めたてで、きちんと説明するためにも英語で話を進めました。
すると警察官が怒り口調で
「どこから来たの?韓国?中国?ベトナムか?
なんでこの警察署にきたん、荷物なくしたのならフローレンツに行ってよ」と。
ん?ですよね。
むかついたので、つたなくてもチェコ語で話すことにしました。
「日本出身です。なくなったとしたらここしかないので、ここに来たんですけど。保険で出す際に、証明書が必要なんです。手続きしてくれませんか?」
とあくまで、丁寧に冷静に返すことにしました。
チェコ語で話し始めた私にびっくりしたのか、警察の人が急に優しくなり始めて、とりあえず警察署の中で話を聞くと私と友人を中に入れて、紛失所の手続きをとってくれることになりました。
そこからはもうチェコ語オンリー。実力試しもいいところ(笑)
幸いなことにU-JOPで勉強する内容が生活に基づいた内容のおかげで、スーツケースに入っていた内容物の名前がチェコ語でちゃんと言えたのが救い!!!
もうこのころには警察官も易しく接してくれるようになり、チェコ語通っててよかったーーと初めてしっかり実感しました(笑)
その後内容物と、その内容物の総額を伝えて、パスポートとか、滞在先も伝えて
無事に紛失届が発行されました。
保険会社にもよるとは思いますが、その友人は紛失届でしっかり保険が降りたようです。
盗難届は目の前で奪われた場合や、しっかり盗まれた証拠がある場合に発行される様子でした。
ですが私たちの場合は気づいたらなくなったいたので、どこで盗まれたかも分からない状況だったので紛失届になりました。
英語で全部やり過ごそうとしていたら、どんな対応されていたのか考えるとちょっとぞっとしますね。
ただでさえ警察行くのにビビっている私に、ちょいキレ状態の警察と会話なんてきつすぎる(笑)
外国人警察のみならず現地警察でもチェコ語オンリーってのが通説ですかね(;^ω^)
もしチェコ旅行中に何か盗まれたり紛失して警察にお世話になるようでしたら、
行く前に無くなった内容物のチェコ語と金額はメモにかくなり事前に準備していくのがベストですね!!
備えあれば憂いなしです!!
何がともあれ、勉強になった経験でした(;´Д`)