チェコに恋して

プラハで暮らす私の日々の記録

チェコで国際結婚の手続き③ - 戸籍謄本の翻訳と大使館での証明書発行

 

チェコ在住でチェコ人または他の国籍の人と国際結婚手続きを進めるにあたり、日本でしか手に入らない書類は戸籍謄本だけだと前回までの調べで分かりました。

 

母に私の戸籍謄本3通(そのうちの1通はアポスティーユ認証済み)、そして母親の戸籍謄本1通(日本大使館で出生証明書、婚姻要件具備証明書の発行に必要)が手元に揃ったところで、チェコに郵送してもらいました。

 

郵送方法は、書追跡したかったので国際書留郵便で郵送してもらいました。

 

諸事情があり書類はパートナー実家に送ってもらったのですが、その間パートナー両親は休暇に行っていたので、とりあえず追跡を毎日確認して実家最寄りの郵便局に届いたら取りに行こうと思っていました。

 

ですが、日本から発送されて以来、一切ステータスの変更がなく、母も毎日追跡情報を確認してくれてて、中々動かないねぇ(;´Д`)って言いながら2週間が経ちました。。

 

そして気づけばパートナー両親が休暇から帰ってきてポストを確認すると、なんと郵便箱の底に書類があったらしく、書類届いてるよ!とすぐ連絡くれました。

 

 

え?そんなはずは?追跡日本発送以来、変化ないけど??(;^ω^)

書留って私のサインが必要じゃないの??

 

まぁ何がともあれ無事に届いてくれてよかった( ;∀;)

 

何の追跡も残っていないので、実際どのくらいでチェコに到着したかは定かではないですが、2週間以内のどこかで届きました!(^_-)-☆

 

 

さて、手元に戸籍謄本が届いたら翻訳と大使館での証明書発行の手続きです。

 

怒涛の手続きウィーク(私の場合)の始まりです。

 

月曜日 

①アポスティーユ認証済みの戸籍謄本の翻訳手続き

 

アポスティーユ認証済みの戸籍謄本は法廷翻訳人(Soudní překladatel)によってアポスティーユ認証は英語からチェコ語に、戸籍謄本は日本語からチェコ語に翻訳されないといけません。

 

私は I.L.T.S. Praha, s.r.o. という翻訳エージェント?のようなところにお願いしました。

費用は英語からチェコ語が 490 CZK (税込み593 CZK)、日本語からチェコ語が1100 CZK (税込み1331 CZK) 、合計税込みで1924 CZKでした。

 

話をきくと、PDFなどでデータを送れば入金が確認でき次第、翻訳作業を開始してくれて、通常は3-4営業日で翻訳作業は完了しますとのこと。

翻訳は原本に添付してもらわないといけないので、自身でオフィス(Museumから1分くらいの所)に持っていくか、郵送でオフィスに送ることで全部まとめて冊子にしてくれるそうです。

 

私は手元に既に原本があり、オフィスへもそんなに遠くなかったので入金当日にオフィスに原本を持参しました。

 

②大使館で婚姻要件具備証明書の発行

この時大使館の方に出生証明書も合わせて発行することを勧められたのですが、婚姻要件具備証明書分の現金しか用意してなかった(手数料はおつりなしの現金しか受け付けてくれません涙)のに加えて、他の方のブログでは戸籍謄本が出生証明代わりに提出している人も多かったのでこの日は婚姻要件具備証明書だけ発行してもらうことにしました。

 

発行は30分くらいでしてもらえます。

 

 

水曜日

①大使館で出生証明書の発行

月曜日に大使館に行った際に、出生証明書の提出の有無は提出先市役所によって本当に様々なので提出先に電話してもらうのが一番!と言われたのでパートナーに市役所に電話して確認してもらいました。

 

電話の担当者によると、確かに国によっては他の書類が出生証明を兼ねることもあるけど、実際にそのものを見ないことには判断できないと言われました。

 

なので、備えあれば憂いなしということで再度大使館に赴き、出生証明書も発行してもらうことにしました。

 

チェコ外務省で婚姻要件具備証明書・出生証明書の認証(Legalizace)をつける

チェコ以外の国の機関が発行した書類を公式な書類として提出するにはチェコ外務省で認証をつけてもらわないといけません。

手数料は書類1枚に付き600CZK。前は収入印紙のみ受け付けていたみたいですが2021年7月よりカードでの支払いが可能になったっぽいです。(私はそれを知らず、チェコ郵便局で1200CZK分の収入印紙を購入し持っていきましたが(;^ω^))

 

ちなみに収入印紙チェコ語でKolkové známky、チェコ郵便局で買えます。

 

参考:チェコ外務省認証について

Ověřování listin | Ministerstvo zahraničních věcí České republiky

 

婚姻要件具備証明書・出生証明書の認証をつけてもらうつもりでしたが、提出直前に大使館に発行してもらった出生証明書の出生地の県名が間違っていることに気づき、婚姻要件具備証明書のみ認証をつけてもらうことにしました。

 

手続き自体はすごく早くて、ものの5分ほどで完了。

特に待っている人もいないのでチェコ役所には珍しく超スムーズに完了します。

 

 

その足でそのまま大使館に戻り、出生証明書の間違っている箇所の訂正をお願いし、正しい記載の証明書を再発行してもらいました。

 

現在Malostranska周辺がトラムの大工事をしていて徒歩で大使館-チェコ外務省間を行き来したので、この日は体力的にも疲れてしまい出生証明書の認証はあきらめました。

 

 

木曜日

昼間に翻訳会社から、翻訳が完了しましたと連絡を受け、仕事終わりにオフィスに受け取りにいきました。

原本、翻訳、法廷翻訳人の署名がまとまった冊子を受け取り、戸籍謄本の翻訳作業はこれでおしまい!

 

 

翌週月曜日

チェコ外務省で出生証明書の認証

再発行してもらった出生証明書を持ち、リベンジ。

この日も私以外に待ってる人はおらず、5分たらずで完了。

 

 

ということで、出生証明書の認証は週をまたいでしまいましたが、怒涛の手続きウィークを終えました。

仕事がフレックス制なので、仕事を休むことなくすべて手続きを済ませられてよかったですが、その分体力をかなり使いました。。。

 

加えてMalostranska周辺のトラム工事、、疲れた、、、

 

私の場合は無駄に大使館に何度も足を運ぶ羽目になったのと、チェコ外務省の認証にも2度行ったので無駄にハードモードになっただけですが、普通にいけば、大使館の証明書と認証に関しては1日で済ませられるので、もっと楽だと思います(笑)

 

 

とりあえず、入籍する日を予約するのに必要な書類は揃ったとことろで次はいよいよ市役所に書類提出編です。

 

 

チェコで国際結婚の手続き④に続く、、、