チェコに恋して

プラハで暮らす私の日々の記録

コロナウィルスによるヨーロッパのアジア人差別。チェコでは?

相変わらず暖冬のプラハです。

 

 

2020年始まって早々、コロナウィルスが猛威をふるって

早くも中国での感染者、志望者ともにSARS越えみたいですね。

 

 

日本でも中国から来た人が感染したり、そこから日本人も感染したりと毎日感染者が増え続けていますね。。。

 

 

そんな中フランスやイタリアで、アジア人というだけでウィルスを持っていると差別を受けたという記事を目にしました。

 

 

日本でも中国人に対して今回のウイルスで差別的なことが起こるように、私たち日本人からしたらもちろん、中国語と韓国語など言語的にも国籍を判断できるし、見た目でも判断できることがほとんどだと思います。

 

 

ですが、ヨーロッパの人たちからしてみれば、言語に興味のない人であれば、判断材料となるのは見かけのみです。

 

 

日本人の方に、ドイツ人とチェコ人またはフランス人の見た目区別尽きますか?と言われれば普通分からないですよね?欧米人というくくりになりますよね?

 

 

それと同じで、彼らからしてみれば、アジア人は中国人であっても、日本人であっても韓国人であっても同じ見た目なんです。

 

 

現在の日本人が中国人に対して好意的に思わないという方がいるのと同様、ヨーロッパの人にしてみれば、どの人が中国人かの見分けがつかないから、対象がアジア人になってしまっている状態なんだと思います。

 

 

ですが、ヨーロッパ在住アジア人からしたら、とんでもない話ですよね。

 

 

もちろん、こっちに住んでいるので菌を持ってきているわけもなく、感染するとしたら、欧米人と同じ確率なのに、アジア人という見た目だけで判断されるのはとても心苦しいなと思ってしまいます。

 

 

 

チェコでは感染者がでたという報告はまだないのですが、ドイツやフランスなどヨーロッパでの感染者が少ないですが、増えているのを見ると、時間の問題かもしれません。

 

 

では、アジア人差別の記事には、フランスとイタリアの二か国が上がっていましたが、チェコではどうなんでしょう。

 

 

先週中心地に行った際には、特に差別的な言葉をかけられることもなかったですし、変な目でみられることもありませんでした。

 

 

 

感染者が先週よりかなり増えた今はどうなのかなぁと思い、家の近くにあるショッピングモールにでかけてチェコ人の反応をみてくることにしました。

 

 

そのショッピングモールは中心地のモールではないので、利用者はほぼチェコ人。外国人もいましたが、チェコで働いてる人たちで観光者はあまり来ないであろうモールです。

 

 

結果、1時間ほど買い物をしていましたが、誰一人として差別的なことを言ってきたり、歩いていても避けられるようなことはありませんでした。

 

 

 

先述した通り、観光者が来るようなモールでないことが大きいのかもしれませんが、至って通常通りでした。

 

 

ですが、知り合いからの話で、その人の知り合いはアジア人が来たら避けて歩くという話を聞いたので、少なからずチェコにもそういう考えの人がいるようです。

 

 

プラハの観光名所は普段行くことがないので、そのような観光地ではもしかすると差別的な目で見られることもあるのかもしれません。

 

 

追記です。

先日ホスポダ(居酒屋)にいたときにあった出来事です。

 

 

 

見た目はどうしようもないので、そんなことされたらちょっと傷ついてしまいそうですね。。。

 

 

とにもかくにも、チェコやヨーロッパでそういう行動や考え方が広まる前に、一刻も早く治療薬が確立されて、事態が収束することを願うばかりです。